「ロービジョン」タブ でウェブページのアクセシビリティやユーザビリティをチェックする
aDesigner で HTML ファイルやウェブページを開いてシミュレーションを実行することにより、ロービジョンユーザー(ここでは弱視、色覚異常、白内障、あるいはそれらが組み合わせられた症状を持つユーザー)にとってのアクセシビリティおよびユーザビリティをチェックすることができます。
チェックは、以下の手順で行います:
- 下記のいずれかの方法でウェブページを読み込む:
- 「ファイル」 > 「開く」 の順に選択し、URL を指定する、もしくは 「参照」 を選択してローカルファイルを開く。
- アドレス入力バーに URL を入力し、「現在の URL を開く」 ボタンを選択する。
- ブラウザビューにウェブページが表示されます。右上のパネルの上部にある 「ロービジョン」 タブを選択してロービジョンモードを選択する。
- (必要に応じて) 「全画面」 チェックボックスにチェックを入れてシミュレーションを行う範囲を指定する。
(注)このチェックボックスにチェックが入っている場合は、現在ブラウザビューに表示されている内容にかかわらず、ウェブページ全体が処理対象となります。
(複数フレームから成るウェブページの場合は、全フレームのウェブページ全体が対象となります。)
チェックが外れている場合は、現在ブラウザビューに表示されている範囲のみが処理対象となります。
- 下記のいずれかの方法で設定パネル(ロービジョン シミュレーション 設定)を開く:
- 「設定」 ボタンを選択する。
- 「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「ロービジョン シミュレーション」 の順に選択する。
各項目の設定を行い、「適用」 または 「OK」 を選択する。
- 下記のいずれかの方法で、ロービジョンシミュレーションとアクセシビリティ・ユーザビリティのチェックを行う:
- 「シミュレーション実行」 ボタンを選択する。
- 「視覚化」メニュー > 「ロービジョンシ ミュレーション」 の順に選択する。もしくは,ショートカットキー Ctrl+Shift+O を利用する。
- (必要に応じて) 「保存」 ボタンを選択して、シミュレーション結果やチェック結果をファイルとして保存する。
レポートファイルはHTML形式で、次の三つで構成されています。 (1) Problem Map、(2) シミュレーションビュー、(3) 検出されたエラーの個別表示です。
レポートファイル中のエラーの個別表示の中の1行を選択すると、それに対応する要素がシミュレーションビュー上でハイライトされます。
もしその要素が見えていなかった場合には、見えるようにスクロールされます。
シミュレーションビュー上でハイライトされた要素も選択可能で、選択することにより、対応するエラーの個別表示に戻ることができます。
- 詳細レポートに表示されているエラーに対処する。
詳しい内容は、詳細レポートの個別表示(ロービジョン)をご覧ください。
エラーを解決した後に再度 aDesigner でチェックすると、詳細レポートや総合評価の内容が改善されているはずです。
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